蟹って栄養あるの?(なくても食うけど)

蟹(カニ)って美味しいですよね。気分も高揚しますよね?

だから別に健康に良いとか、どんな栄養があるとか知らなくても目の前にあれば一心不乱に食べるだけなんですけれども……一応知っておいたほうが良いと思いまして。

私の実家は日本海沿岸部なので、実家にいるときには蟹と言ったら

「紅ズワイガニ」

のことでした。紅ズワイガニなら、たぶん、今まで生きてきた中で合計200杯くらい食べてると思います。

一方、実は私は今の今まで

「毛ガニ」

なんて一度も食べた音はありません。

「タラバガニ」

を食べる機会も今まで数えるほどしかなかったように記憶しています。

今まで考えたこともなかったのですが、健康とか栄養とか意識し始めてからあたらめて見るとカニってかなり豊富な栄養価を含んでいるようです。

【栄養成分表】

茹でずわいがに可食部100gにつき

・カロリー (kcal) 69
・脂質 0.6 g
・炭水化物 0.1 g
・水溶性食物繊維 0 g
・不溶性食物繊維 0 g
・タンパク質 15 g

(カニが高タンパク低カロリーと言われる所以ですね)

・飽和脂肪酸 0.1 g
・多価不飽和脂肪酸 0.2 g
・一価不飽和脂肪酸 0.1 g
・コレステロール 61 mg

です。(これは、たとえば青魚の代表である鯖が飽和脂肪酸 3.3 g  多価不飽和脂肪酸 1.9 g 一価不飽和脂肪酸 3.6 g コレステロール 64 mgであるのと比較すると特に高いわけではありません。EPA、DHAも含まれていますが顕著に多くはありません)

・ナトリウム 240 mg
・カリウム 240 mg

(ナトリウムとカリウムが同程度。どちらかというと塩分相当量の多い食品と言えます)

・カルシウム 120 mg
・鉄 0.7 mg
・ビタミンB6 0.1 mg
・ビタミンB12 7.2 µg
・マグネシウム 55 mg

(カルシウムとマグネシウムが比較的豊富と言えます。他にリン、鉄分、亜鉛、銅、マンガン等を持ちます)

・タウリン

(甲殻類や貝類はタウリンが豊富だと言われます。ただし、タウリンは水溶性で加熱に弱い性質があるので茹でガニの場合にどの程度残留しているか定かではありません)

・アスタキサンチン

(抗酸化作用が強いと言われる色素)

・キトサン

(キトサンはカニの殻の主成分で、そのまま食べるのは難しいですが、脂肪を排出したり血中コレステロールを減少させたりする効果がると言われており、サプリメントとしても販売されています)

私の実家では、ズワイガニを家族で食べた後に、その残りを殻もろとも鍋に入れてみそ汁を作っていました。一杯丸ごと食べると、けっこう身やカニ味噌も殻にくっ付いて残っているから、それでも十分出汁が取れます。

ちなみに、私の父は、その味噌汁に使った後の殻をさらに今度は畑に撒いていました。何の効果があるのか知りませんが……とりあえず、完全にカニを利用し尽くそうとする父の信念のようなものを感じました(笑)