カレイの種類が多すぎて、どれを食べていたのか分からない

私の実家は北陸にあります。

実家ではよく、カレイの煮付けや、揚げたような感じのもの、あれは今思うとたぶん唐揚げだったように思うのですが……あ、今思い出したんですけど、あのヒレの部分のカリカリになってるのがうまいんだなこれが。

とにかく、けっこうひんぱんに食卓に上がっていたように記憶しています。

ところが今考えると、そもそもカレイってもっと大きな魚ではないのか?

もしかすると私が勝手にカレイだと思い込んでいただけかもしれない。

胴体部分が平たくて、形は似ているのですが、私の記憶にあるのは、もっと小型で、一皿に姿煮みたいなイメージ。実家でいつも食べていたあの魚の煮付けは本当にカレイだったのだろうか?

カレイは種類が非常に多い魚

実は、一口にカレイと言ってもその仲間は非常に種類が多いそうです。

マガレイ、マコガレイといった代表的な種は体長50センチくらいまで成長するので、私が食べていたのとは違います。

実家で食べていたのは煮付けにしても、よくある切り身の状態じゃなくて、一尾を頭と尾だけ切り落ちした形でした。

そして、記憶の中では、あれはいつも冬に出てくるのだから旬は冬。それに、時折卵が付いている子持ちのがあったと思います。煮汁の甘みと卵がまたよく合うんですよね。

お寿司屋さんでは、夏はカレイで冬ヒラメと聞いたことがある、何となく話が違う……と思ったのですが、実際はカレイにはたくさんの種類があって、旬もそれぞれにずれているようです。

おそらく、アカガレイだと思われる

実家で食卓に上っていたのは見た目推定体調20センチ強と思われ、家計から考えてそんな高級ではない、むしろ最も安価なほうに属する魚のはず。

となると……。

「アカガレイ」の可能性大。

実家は北陸の海岸部なので地場の魚が割と手に入りやすい。アカガレイはそんなに値の張る種類ではないし、むしろ旬ならば格安で並んでいたはずです。

アカガレイは比較的安価で時期になれば地元ではスーパーなどでも普通に並ぶはず。

……と言っても今や水揚げ量が減り、値段はだんだん高くなってきているようです。

カレイは女性向きの栄養食品

白身のクセのない味で、確かに煮付けにすると身が柔らかで豊満な感じがあり、煮汁とよく合います。

良質なタンパク質。そして白身だけに脂質は少なく、カロリーは低め。また特に縁側の部分にコラーゲンがたくさん含まれていて皮膚の健康維持に良さそう。

となるとむしろ美容効果を狙ってみるのもありかと。

私たち中高年にとってはアンチエイジングと呼ぶべきか……。

また、カレイに含まれる成分で注目すべきはビタミン類ですね。

炎症を抑制すると言われるビタミンB1。またカルシウムの働きを補助するために必須のビタミンDが多いです。

さらに、中高年には重要なタウリン。血圧や血糖値の上昇を抑える効果があると言われます。カレイはタウリンの含有量が非常に多い魚のひとつです。

……とはいえ、煮つけにするとみりんや醤油を使うことになるのでそれも含めると血糖値や血圧への影響は良いのか悪いのか、考慮の余地ありです。

生で食べたいよな……。

そういえば、カレイの煮付けは馴染みが深いのですが、カレイの刺身とかカレイの握りというのはあまり見たことがありません。

実家でもお刺身率は高かったけどカレイのの刺身なんて一度も出たことがない。お寿司屋さんでも多分見たことない。

……と想像してみると、私はふだんはあまり白身のお刺身はあまり好まないけど、一度くらいは食べてみたい気がしてきました。

ごく新鮮なものであればお刺身にしても格別とのことですが……自分で釣りでもしない限りなかなかお目にかかれないかもしれません。

カレイは養殖が難しい点、また冷凍するのにあまり適さないので流通的にも難しいようです。

印象としても、カレイは味は淡白なのに白身の魚の中でも肉がたっぷりしているし、骨の構造がはっきりして食べやすい魚だとと思います。ですから個人的には煮たり焼いたりしたほうが美味しいような気がします。

お刺身に限ればタイやヒラメのほうが適しているのかもしれません。

……でも一度は食べてみたいです。

左平目で右鰈

余談ですが、和食の盛り付けでは常に左上位なので魚はふつう頭のほうを左に向けて出しますよね?

でも、なぜかカレイだけは右頭にするんですって。