カタクチイワシの料理と栄養

外国では「アンチョビ」と呼ばれる片口鰯(カタクチイワシ)は小型の割には大きな口をした、よく見るとユーモラスで可愛らしい顔をしているイワシです。

大群で回遊するので大量に収穫できるため安価で、釣りでも割とよく釣れますが、日本人にはむしろシラス干しや煮干しとしてお馴染みのイワシです。また畳鰯や目刺に田作りとさまざまな伝統的調理法があります。

人間だけでなく、海中では他の魚にとっても格好のエサなのでカツオなどの大型魚の釣り餌としても利用されます。

カタクチイワシの刺身は美味

カタクチイワシは漁獲高の大部分が加工用に使われますが、意外かもしれませんが新鮮なものはお刺身にできれば驚くほど美味しいとも言われます。

また栄養成分はマイワシ、ウルメイワシと同様、たんぱく源となるアミノ酸をバランスよく含み良質な脂質も豊富で、特にDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)の含有量は突出しており、これを効率よく摂取するには生食が適しています。

ただ、痛みがきわめて早く、もし自分で釣ったものだとしてもアニサキスなどが寄生しやすいので生食に供すにはある程度の経験が必要。慎重にしましょう。

一般的には天ぷらだがフライもおすすめ

調理法としては天ぷらが一般的です。生食と比較すれば栄養価の漏出は避けられませんが、味は良く食が進みます。頭とワタだけ外して、よく水洗いします。

でも、個人的にはフライにしてソースをかけて食べるのも非常に美味しいと思います。