動脈硬化の5大原因【高血圧・高脂血症・喫煙・肥満・糖尿病】

動脈硬化を促進する明らかな原因として特定されている危険因子のうち、特に大きいものが5つあります。

1番……高血圧

2番……高脂血症

3番……喫煙

4番……肥満

5番……糖尿病

動脈硬化を止めるには、

「とにかく一刻も早くこの5つを阻止すること」

こそ喫緊の課題なわけですよ。

今の私たちにとっては。

動脈硬化について、とりあえず私たちが知っておくべきこと

実際には動脈硬化にも種類があり、また細かい体の仕組みとか血管の構造とかの複雑な話も、調べ出すとなかなか興味深いところもあるのですが……。

ただ、そんなことを調べている間にも私たちの血管はどんどん硬化してゆくわけで。

「そんなこと知ってても私の動脈硬化は止まらない」

ということに途中で気が付きました。なので、そういう話は置いといて、

今の私たちにとって重要な点を点についてお伝えします。

動脈硬化は何がどう問題なのか?

第一に、動脈硬化そのものは中高年になって始まるものではなく、実際にはこの世に生まれた時点から死に至るまで進み続けるものだということです。

ある意味では、病気とか疾患とかではなく、むしろ自然現象のようなもので、ゆえに

「いかに進行させないか」

というのが唯一の対策であるということです。

第二に、動脈硬化そのものには、ほとんど何の自覚症状もないということです。

はっきり言うと、動脈硬化という病気で死ぬ人なんていません。

ところが、この動脈硬化は、結局のところ

「生命にかかわる重篤な疾患を、いつか突然引き起こす」

ということになります。

爆弾の導火線みたいなものです。

それが怖いところでもありますし、対策を怠りがちになる理由でもあります。

特に私のような、今まで

「ヘルシー」

とか

「カロリー」

とか

「バランス」

……といった言葉に拒絶反応を示してきた中高年にとっては、この

「静けさ」

こそ、最大の敵と言えるでしょう。

第三に、では結局どうなるのかというと……。

血管が切れる、裂ける。

血管が詰まる。

のどちらかが、いずれ発生します。

それが何を意味するかは分かりますよね?

動脈硬化の結果起こる主な疾患

心筋梗塞

心臓に至る血管が完全にふさがること心筋の該当部分が壊死し、激しい痛みや締め付け感が起こります。吐き気や発汗を伴う場合もあります。発作は突然起こることが多く、強い恐怖感に襲われます。

狭心症

血管が狭くなって心臓を動かすための血液が不足すると胸の痛みや圧迫感が出ます。ただし、症状は15分以内に収まります。

脳卒中

脳の血管に閉塞や破裂が起こることによって起こる。脳梗塞、脳血栓、脳出血、クモ膜下出血などの総称。発症時は早急な処置が必要で、後遺症が残ったり、寝たきりになることもある。

大動脈瘤

大動脈とは心臓に直結する動脈。人体で最も太い血管。この動脈の一部がこぶのように膨らんでくるが、その時点では自覚症状がない場合も多い。気が付かないまま肥大化して破裂すると体内に大量の血液が流れてショック状態となりきわめて危険な状態になります。

視力障害

網膜にある血管に異常が起きると、視力低下や視野欠損などの障害が起きます。腫れや出血が起こることもあり、放置すると最悪失明します。

歩行障害、運動麻痺

その他、体のどの部分でも血流が不十分だったり、完全に閉塞してしまえば障害が出ます。一定時間内に血流が回復しなければ細胞や組織は完全に機能を停止し、回復することはなくなります(壊死)。

5つの危険因子を押さえて、できることから始めよう

動脈硬化が進めば、このように結局は、最終的には生命にかかわることになるか、あるいは、一度発症すれば少なくとも、今のような生活を続けることはもはや不可能になります。

文字通り「致命的」なものです。

そして、いくら目を逸らしても……ゴールはすでに見えているのです。

ですから、できるだけ早く、この事実を受け止めたほうが良いのです。

とは言え、すでに失った時間は戻って来ません。だからと言って、

「もうこの歳だから」

「今さら変えても、たいして意味がない……」

とか、ぐだぐだ言ってる場合ではないのです。

問題はこの先です。これからでも、生活習慣を改善することです。

今さら健康になるのです!

1番……高血圧

2番……高脂血症

3番……喫煙

4番……肥満

5番……糖尿病

今から、この5つの危険因子に真っ向から挑むのです。

そして、これらの危険因子は

「複数が重なると相乗的に動脈硬化をさらに促進する」

ことが統計で明らかになっています。

相乗的に、ですよ。

しかし、ということは幸いなことに……いや、幸か不幸か分かりませんが。

たとえば、このうちの1つでも消すことができれば、あるいは抑えることができれば、動脈硬化の進行は今よりはかなり遅らせることが可能だということです。

もちろん、きちんと正確な検査を受け、正しい治療を行うことも必要です。

しかし、これらの危険因子にとって決定的なのは、やはり

「生活習慣」

です。

そして、これまた幸いなことに?

そもそも、もしあなたが(私も)、自分の生活習慣を意識して大幅に改善するなら、これら5つの危険因子のすべてについて非常に有効な対策となります。

緊急にあなたがすべきこと。(私も)

あなたが今、緊急にすべきことは何か?

それはたとえば、

「健康にはこの食べ物が良い」

とか、

「~にはこれが効く」

といった広告や口コミを探すことではないでしょう。

そんなのは後回しです。

単に病気に関する知識を増やすことでもありません。

私が自分のことを振り返ってみて思うのは、そもそも、私はこの歳になるまで

「健康」

という問題をずっと先延ばしにしてきたということなんです。

絶対、自分でも分かっているはずなんですよね?

健康に良いこと、健康に悪いこと。

そして、この生活習慣をずっと続けることなど、できるはずがないということ。

禁煙、食事、運動、体重、睡眠、リラックス、検査

こういったことを、

「まだまだ、大丈夫だから」

と、見て見ぬふりしてきたということを。

ですから、緊急にあなたがすべきことは……。

まず事実を受け入れ、

「よし! 健康になろう!」

って、覚悟を決めることでしょう?

ですから私は、自戒も込めて、自分への激励の気持ちも込めて、あえてあなたに、当たり前のことを言いたいと思います。

「生活習慣病から自分を守るには、生活習慣を変えるしかない」

すべてはそこから始まるのです。