塩分は高血圧に関係ないという説、どう理解したらよいのだろう?

健康診断で高血圧と診断されたので、医者に行ったらやはり

「塩分を控えるように」

と当然のように言われました。

やはり、塩分の摂り過ぎが高血圧の大きな要因であるという考え方は今も主流のようです。

高血圧、塩分制限すべきは嘘?

ですが……調べてみると塩分の摂り過ぎが血圧を上げるというのは嘘だという説がけっこう見られますね。

まとめてみると、反対派の主要な説は次のようなものです。

1 データやその解釈が間違っているという説

2 実は塩自体ではなく、ナトリウムが問題という説

3 そもそも血圧を下げる意味はないという説

減塩しても血圧が下がらない

個人レベルで、減塩生活を相当期間続けたにもかかわらずいっこうに高血圧状態が改善されないという話を聞くことがあります。

また、たとえば国民全体としても、医師の指導や減塩ブームによって塩の摂取を控える人が増えているはずなのに、高血圧患者は増え続けているという点から、塩分の摂取量は血圧に関係ないのではないか?

あるいは、少なくとも主要な原因とは言えないのではないか?

……といった意見が意外に多く見受けられます。

確かに一理あります。

そもそも、塩分と血圧の関係が取り上げられたのは、かなり前のアメリカの統計調査やマウス実験(かなり極端な塩分量を投与したもの)に端を発しており、その時点での報告が本当に正確だったかどうかも疑わしいという主張もできます。

ふつうの食塩(塩化ナトリウム)を避けて、自然塩を使うようにする

ふつうの塩、と言っているのは要するに人工的に生成された塩化ナトリウムのことです。

またもし

「ミネラルが豊富」

といった表示があったとしても、塩化ナトリウムに後から特定の成分を添加している場合もあり、これは本当の自然塩とは言えないので避けます。

また、原料は自然物でも、たとえば釜などで煮詰めて結晶化しているものよりも、可能ならば、いわゆる天日干しのような状態で、本当に自然の力で結晶化した塩を選ぶのが最も良いです。

また、最近流行っている「岩塩」ですが、これは個別にいろいろ特色が表示されているので一概には言えませんが、基本的には長い年月をかけて純度が上がっていくはずなので製法はまったく異なりますが成分としてはむしろ純粋な塩化ナトリウムに近いと考えられます。

私の結論

もちろん、塩分だけが血圧に関係する唯一の条件ではないですから、今の時点で

「塩分は無関係と断定して、まったく意識せずに塩分をとり続ける」

のは避けるべきでしょうし、かと言って

「塩分だけを取り上げて、それだけで血圧が下がる」

と考えるのも極端だと考えます。

そして確かに、ナトリウムの過剰摂取という論も、理屈で言うとあり得ない話ではないでしょう。

なので、私自身は

もちろん、過剰な塩分をとる生活はやめる

製造過程や原料をよく調べて、天然塩を使う

ナトリウムが多いと推測されるので、外食に頼り過ぎない

という3点を心がけて、自分の生活に取り入れるのが最も妥当と判断します。